革の話 – 「エイジングする革、しない革」

革の話 - 「エイジングする革、しない革」

革の話

革の魅力の一つ「経年変化」。革の経年変化は、「エイジング」とも呼ばれ、美しく味わい深く変化していくことを意味します。色、艶、手触り、形の変化を楽しめるのが醍醐味。ところが革には経年変化する革と、しない革があるのです。

革をつくる方法は大きく分けて2つ。「タンニンなめし」と「クロムなめし」。また、革の染色方法も2つあります。「染料仕上げ」(本革の風合いを活かした透明感の肌目になる。)と、「顔料仕上げ」(不透明・ビビットで均一な色味)。そして、経年変化する革はタンニンなめし+染料仕上げの革なのです。

色・ツヤが変化するエイジングを楽しみたい方は、染料仕上げアイテムを選びましょう。経年変化はヴィンテージ感が出るためか男性に好まれる傾向がありますが、女性の私にも魅力を感じます。財布などの小物は染料仕上げが最適です。毎日使えば使うほど味が出て、革が成長し魅力が増していきます。

エイジングレザー

一方、クロムなめしは革の表面を顔料でコーティングしているため、革の風合い、自然な美しさは劣ります。何よりエージングは楽しめません。ですが、繊細でしなやかなな感触、色のバリエーションも豊富で、汚れや水に強くメンテナンスが楽というメリットがあるため、多くのハイブランドが採用しています。特に女性に人気があるようです。バッグなどの衣服に触れるアイテムは、色移りしない顔料仕上げが適しています。

色ムラがなく、ビビッドな美しさを長く楽しみたいなら顔料仕上げ。色の変化を楽しみたいなら染料仕上げタンニンなめし。どちらの革を選ぶかは品物の種類や使い方、好みなどにもよりますが、それぞれの特性を活かして楽しみたいですよね。

もし、それでも残念ながら経年劣化してしまってお困りの際は、いつでもリップルにご相談ください。